
こんにちは、ゆいです♪
カナダの都市を歩いていると、至るところで目にするのが色鮮やかなミューラルアート(壁画)です。
トロント、モントリオール、バンクーバーなど、多くの街がこのアート文化を大切にしており、アーティストたちが自由な発想で描く作品は、訪れる人々に驚きと感動を与えてくれます。
今回は、私が実際にカナダで見つけたミューラルの魅力と、「違法ではないの?」という疑問についても解説します。
カナダの都市文化とミューラル
カナダでは、ミューラルは単なるアート以上の存在です。地域コミュニティの歴史や文化、多様性を表現する手段として、多くの場所で積極的に取り入れられています。
特にトロントでは、Graffiti Alley(グラフィティ・アレイ)やケンジントンマーケット周辺など、街中がまるで野外美術館のよう。歩くだけでさまざまなスタイルのアートを楽しめるのが魅力です。
ミューラルは違法?合法?

ミューラルというと「違法なのでは?」と思う方も多いかもしれません。実は、カナダのミューラルには合法と違法(落書き)の2種類があります。
- 合法のミューラル(公認壁画)。市や地域団体、イベント主催者などの許可を得て描かれた作品です。たとえば、トロントで行われるMURAL FestivalやVancouver Mural Festivalなどでは、公式にアーティストが壁画を制作しています。
- 違法のグラフィティ(落書きに分類されるもの)。許可なく建物や公共物に描かれたもの。これらは基本的に違法とされ、市によっては除去対象になります。
実際、トロントの街中でも合法と違法が混在しており、グラフィティ風の作品でも堂々と残されているものは許可を得たミューラルであるケースが多いです。
実際に私が見つけたミューラル
私が訪れたトロントでも、印象的なミューラルがたくさんありました。

◯クリスマスとスノーマンが描かれたカラフルな文字アート
これは「スローアップ(Throw-up)」と呼ばれるよく見かけるミャーラルのスタイル。スローアップは、グラフィティアートの中でも比較的短時間で描けるシンプルなスタイルで、以下の特徴があります。
- 大きなアルファベットをバブル文字やブロック文字で描く
- 輪郭(アウトライン)を太く縁取りして、目立たせる
- 色は2〜3色程度でシンプル(今回は青+黄色のアウトライン+黒)
- 路地裏、工事現場の壁、交通量の少ないエリアなどでよく見かける

◯広告の下に描かれたフォントを大胆に使った黒と白のグラフィティ
こちらは違法グラフィティの可能性もありますが、商業施設の看板下に描かれた作品は都市の無機質さとアートの融合を象徴するようでした。

◯植物と女性が融合した大規模な壁一面のミューラル
自然と人間の共存をテーマに描かれた、美しいミューラルでした。

◯トレーラーと壁の両方に描かれたバラと星をモチーフにした可愛らしいトレーラー
地域のアーティストによる合法ミューラルの一例で、まるで絵本の中に入ったかのような雰囲気でした。
ミューラルの楽しみ方と注意点
カナダのミューラルを楽しむなら、街歩き×カメラがおすすめです。
ふとした路地裏やカフェの近くなど、意外な場所に素敵なアートが隠れています。ただし、写真を撮る際は周囲の住民や店舗の迷惑にならないよう注意しましょう。
また、違法グラフィティと公認ミューラルが混在していることもあるため、公共アートとして残されているものを中心に楽しむのがマナーです。
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まとめ
カナダのミューラルアートは、街の歴史や文化、多様な人々の思いが込められた生きたアートです。
違法なグラフィティと合法なミューラルが共存する中でも、アートとしての価値を持つ作品は地域のシンボルになっています。
カナダを訪れる際は、ぜひ周囲をよく観察しながら、お気に入りのミューラルを探してみてください。街歩きがもっと楽しくなるはずです。
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