カナダ旅行や留学、ワーキングホリデーで必ず直面するのがカナダのチップ制度です。日本ではあまりなじみがない文化なので、戸惑う方も多いかもしれません。
この記事では、カナダのチップ文化や相場、注意点などを詳しく紹介します。旅行や生活の参考にしてください！
そもそもチップとは？
チップ（Tip）とは、レストランやカフェ、ホテルなどで受けたサービスに対して支払う「心付け」のことです。日本語では「謝礼」や「心付け」といった意味に近いですが、カナダではサービスの一部としてほぼ必須の文化となっています。接客や料理の提供など、サービスの質に応じて渡すのが基本です。
カナダのチップについて
カナダのチップの相場は15%
カナダのチップは、基本的に受けたサービスに対する感謝の気持ちとして支払われるものです。特にレストランやカフェ、バーなどの飲食店では、15%程度が相場とされています。
つまり、会計額に対して15%を上乗せして支払うのが一般的なルールです。例えば30ドルの食事代なら、約4.5ドル（約600円）をチップとして渡します。
チップが不要なケースもある
すべての場面でチップが必要というわけではありません。スターバックスやマクドナルド、Tim Hortonsなどのファストフード店では、基本的にチップを払わなくて大丈夫です。カウンターで商品を受け取るだけのお店では、チップは不要とされています。
一方で、おしゃれなカフェやレストラン、店員さんがテーブルまで運んでくれるフルサービスの店では、チップは必須です。もしサービスがとても良いと感じたら、20%まで渡す人もいます。
サービスが悪い場合は10%前後でもOK
逆に、料理がなかなか来ない、接客態度が悪いと感じた場合は10%前後に下げることも問題ありません。あまりにサービスが悪い時は8%程度でもOKです。
ただし、5%以下にするのは少し低すぎるので、避けた方が無難です。
テイクアウト時のチップ事情
店や場合によりますが、レストランでテイクアウトを頼んだ場合、チップを払わない人もいます。席に座って食事をする場合と違って、接客の手間が少ないからです。旅行中や仕事中にテイクアウトを利用する方は、この点も覚えておくと安心です。
私が経験したカナダでのバイトとチップ事情
実際に私自身、カナダでワーキングホリデーをしてる今、レストランでアルバイトをしています。チップは時給の他に支払われることが多く、給料とチップは分けて渡されます。私の場合、給料は銀行振込や小切手でもらいますが、チップはその日の売り上げや混雑具合で現金で（給料日にまとめて）もらいます。
特に土日や祝日などお客さんが多い日は、チップの額も自然と高くなります。逆に平日や暇な時間帯は少なめになる事もあります。レストランバイトを探している人にとっては、客単価の高い店やアルコールを扱う店を選ぶと、チップ収入が増える傾向があります。
よくあるのが、現金払いのお客さんの中には支払いの時に「お釣りはいらないよ！」と言って、多めに払ってくれる人がいることです。
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カナダのチップ制度まとめ
- カナダのチップ相場は15%が基本
- サービスが悪いと感じたら10%前後でもOK
- スタバやファストフード店ではチップ不要
- バイトのチップ収入は日によって変わる
カナダのチップ制度に戸惑うこともあるかもしれませんが、相場を知っておけばスムーズに対応できます。
カナダでの食事や外食を楽しむ際には、このチップの文化を理解しておくと、より気持ちよく過ごせます。気をつけておきたいポイントを押さえつつ、カナダの豊かなグルメ体験を満喫してください！
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