カナダ生活

最低賃金でも得られる学び|ケアギバーとして異文化と向き合う日々

こんにちは、ゆいです♪

カナダでケアギバーとして働き始めて2ヶ月が経ちました。今回は、いつものお手伝い業務に加えて「日本食をふるまう機会」があったので、その出来事と感じたことをシェアします。

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ケアギバーの仕事

仕事内容は「生活サポート」が中心

私が働いているのはイラン系のご家庭で、日々の業務は介護よりも「家のお手伝い」が中心です。庭の手入れ、掃除、料理などの生活サポートを任されることが多く、必要に応じて、家主の母(高齢で要介助)と会話したり、マッサージやトイレ介助なども行っています。

日本食を通して伝わる「文化」と「思いやり」

先日、家主から「Japanese noodleが食べてみたい」と言われました。これは絶好のチャンスだと思い、日本の味を少しでも楽しんでもらえるよう、自宅から調味料を持参し、現地のスーパーで手に入る食材を使って日本の料理を作ることにしました。

家庭に常備されていたのは赤パプリカやマッシュルーム、牛肉といった食材。そこに日本のうどんを加え、醤油ベースのシンプルなスープで提供しました。

完成した料理を前に、家主の反応は「うどんって初めて食べたけど、とても美味しい!」という嬉しい言葉をもらいました。

さらに食事中にはイランのパンも出してもらい、🇯🇵×🇮🇷の食卓が自然と完成しました。

料理は単なる食事ではなく、「文化そのもの」なのだと改めて実感しました。言葉が完璧に通じなくても、料理を通して信頼が深まり、感謝の気持ちが伝わる。そんな小さな国際交流の瞬間でした。

実際に、「箸はどうやって使うの?」「あの料理には何が使われてるの?」などと言った会話も生まれて新鮮でした。

異文化の中で働くということ

私の行うケアギバーという仕事は、介護技術や語学力だけでなく、その家庭の文化や習慣を理解し、寄り添う姿勢が求められます。そして、自分自身の文化もまた「共有する」ことができたとき、想像以上の反応や喜びが返ってくることもあります。

今回の日本食の提供もその一つ。海外で暮らす中で「日本人であること」を誰かに共有できた瞬間を、久しぶりに強く感じた体験でした。

正直な本音と、それでも続けたい理由

看護師としてのキャリアをそのまま活かせているかと言われると、正直、そうではないかもしれません。

働く時間も相手の都合次第で安定しておらず、週に一度のシフト、そして最低賃金という条件は、いわゆる「理想的な仕事」とは言えないのが現実です。

それでも私は、この仕事を続けたいと思っています。

助けを必要とする人の力になることができ、英語を使ってコミュニケーションをとりながら、異文化に触れられる。これは今の自分にとって、とても貴重な経験であり、学びの時間だと感じているからです

これからも、無理のない範囲で、この仕事を細く長く続けていけたらと思っています。

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