
カナダ・トロントでワーキングホリデー中の私が、週末を使ってオタワへ1泊2日の小旅行をしてきました。
その中で訪れたのが「ナショナルギャラリー・オブ・カナダ(National Gallery of Canada)」。
美術館好きな方はもちろん、カナダの文化や建築に興味がある人にも心からおすすめしたいスポットです。
今回は、ナショナルギャラリー・オブ・カナダの見どころや訪問時のポイントを、実体験ベースでご紹介します。
ナショナルギャラリー・オブ・カナダとは?

ナショナルギャラリー・オブ・カナダは、カナダ最大規模の国立美術館。1988年に現在のガラス張りのモダンな建築に移転し、今ではオタワのランドマーク的存在です。
特にガラスの回廊や建物前の巨大なクモのオブジェ「ママン(Maman)」が有名で、建物自体がアートのような存在感を放っています。
カナダ国内外のアーティストの作品をはじめ、先住民アート、宗教画、現代アートなど多彩なジャンルの展示があります。
- 名称(英語): National Gallery of Canada
- 住所:380 Sussex Drive, Ottawa, Ontario K1N 9N4
- 開館時間:火曜〜日曜:10:00〜17:00(木曜は20:00まで延長)
- 休館日:月曜日 ※祝日によって変更の可能性あり
- 入館料(2025年4月時点):一般:$20(詳細は以下参照)
- アクセス:バイワードマーケットや国会議事堂から徒歩10〜15分程度
- 公式サイト:https://www.gallery.ca
入館料&チケット購入方法
チケットは当日現地でもオンラインでも購入でき、学生割引もあります(※パスポートや学生証が必要)。
- 大人(25〜64歳):$20
- シニア(65歳以上):$18(年齢証明が必要)
- 学生・24歳以下:$10(学生証や年齢証明が必要)
- 子ども(11歳以下):無料
- 家族(大人2名+17歳以下の子ども3名まで):$40
- 先住民(First Nations、Inuit、Métis):無料
- メンバーシップ会員:無料

- チケット購入方法:オンラインで事前購入すると、$3の割引が適用されます。
- 特別展:特別展への入場には追加料金が必要な場合があります。

私はオンラインでチケットを購入しました。メールでこのようなチケットが送られてきます。
入館してオンラインチケットを見せると、入館した証としてシールが1人1枚配られます。

入館時にシールが配られます。印として、身体の一部に貼ります。

美術館の途中にはカフェも併設されていて、休憩しながら絵画の余韻に浸れるのも魅力です。
見学した感想
私が訪れたのは土曜日の午後。大混雑ではありませんでしたが、多くの人々が訪れていました。
建物内は地下1階から4階まであり、1-2時間では見きれないほどの広さです。

まず私達を迎えてくれるのが、この岩のようなオブジェ

フロアを一面利用したアート。もちろん同じフロアから見ても芸術的ですが、1つ上の階から鑑賞してもまた違った景色が楽しめます。

館内に庭の様な場所があり、本物の草が植えられていました。その周囲で人々がスケッチをしています。

特に印象に残ったのは、自然光が差し込むガラスの通路と、展示室の静寂な雰囲気。時間を忘れてアートの世界に没頭できます。
※本記事内の写真は、ナショナルギャラリー・オブ・カナダの館内で撮影許可のあるエリアにて、個人利用の範囲内で撮影・掲載しています。
ナショナルギャラリー周辺のおすすめスポット
美術館の後は、近くの**ByWard Market(バイワード・マーケット)**でカナダ名物「ビーバーテイル」を食べたり、国会議事堂周辺を散策するのもおすすめ。アートとカナダの歴史・文化を1日でたっぷり味わえます。

ByWard Marketの様子

まとめ
ナショナルギャラリー・オブ・カナダは、単なる観光地や美術館を超えた“心が動かされる場所”でした。
トロントでのワーホリ生活の合間に、アートに触れる時間を持てたことは本当に贅沢な体験です。
オタワ旅行を計画している方は、ぜひ旅程に組み込んでみてください!
👇オタワ旅行記はこちらからご覧ください。